経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の2019年10月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。遊園地・テーマパーク(TP)は10.5%減の597億9500万円と、14カ月ぶりに減少した。同月は消費税率が8%から10%に上昇している。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が9.6%減。入場者数は一般が14.3%、団体が8.5%それぞれ減少し、全体で13.7%減少した。
ゴルフ場は2.1%減の91億1600万円と、4カ月ぶりに減少。利用料金収入が1.1%、利用者数が1.8%それぞれ減少した。
ゴルフ練習場は4.3%減の25億5700万円と、5カ月ぶりに減少。利用者数が4.3%減少した。
ボウリング場は5.5%減の11億5100万円と、4カ月連続で減少。利用者数が6.1%減少した。
パチンコホールは7.8%減の2620億3500万円と、4カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。結婚式場が13.8%減と大きく減少。外国語会話教室が5.4%、葬儀業が2.5%、学習塾が1.0%、フィットネスクラブが0.8%それぞれ減少した。